女性泌尿器科

泌尿器科と聞くと、男性患者様が多いイメージを持たれている女性もいらっしゃるのでは? 当院では、女性の患者様にも抵抗なく通院していただけるよう、院内の明るいイメージや清潔感を大切にし、プライバシーに配慮した診察を行っております。

こんな症状ありませんか

最近はよいお薬があり、お薬でよくなる病気もたくさんあります。
日常生活に不安を抱えて過ごされている方、恥ずかしいからと一人で悩まず、お気軽に当院までご相談ください。

過活動膀胱

膀胱に尿が十分たまっていないのに、突然我慢できない強い尿意を感じる「過活動膀胱」。その症状を持つ方は年々増加傾向にあり、現在では40代以上の男女8人に1人が何らかの症状に悩まされているといわれています。

膀胱は正常であれば300~500mlくらいの尿をためることができ、200ml前後の尿がたまると尿意を感じ始めます。しかし、さまざまな理由でその正常な働きがなされず、トイレが近くなったり、排尿を我慢できない等の症状が起き、なかには我慢できずに尿を漏らしてしまう人もいます。

過活動膀胱の原因は、加齢や膀胱機能の低下などさまざまで、原因不明のケースも少なくありません。過活動膀胱は、特に中高年の女性に多く、男性の場合は前立腺肥大症に合併することで知られています。最近は過活動膀胱に有効な薬がたくさんあり、内服で多くの方が改善するといわれています。

尿路感染症

尿路に細菌が棲みつき、増殖して炎症を起こした状態を尿路感染症と言います。
感染する場所によって症状が異なります。その中でも代表的なものを説明していきます。

急性膀胱炎

女性に多い「膀胱炎」は発熱しませんが、排尿時痛、残尿感、頻尿などの症状が出ます。場合によっては血尿を伴うこともありますので、症状がある方は尿検査を受けることをおすすめします。

骨盤臓器脱

骨盤の中には膀胱や子宮、膣などの臓器があり、加齢によって骨盤の筋肉や靭帯が弱まると、これらの臓器が下垂して膣口から出てくることがあります。これを「骨盤臓器脱」、または「性器脱」と呼び、その度合いによって頻尿や尿失禁、排尿困難などの症状があります。根治には手術が必要になりますが、内服でも症状改善の効果がありますので、一度ご相談ください。